「インバウンド」とは
元々は「外から中に入り込む」という意味ですが、
最近は外国人の訪日旅行の意味で使われることが多です。
そのインバウンドが凄いことになっています。
去年(2018年/平成30年)、
外国人旅行消費額の合計は
過去最高の4兆5,064億円となりました。
一人当たりの支出の平均は約15万円。
(日本政府観光局発表)
4兆5,064億円?
数字があまりにも大き過ぎてピンときませんよね。
日本国は47都道府県でまとめられています。
内閣府は県内総生産のランキングを発表していますが、
訪日外国人が去年日本で消費した4兆5,064億円は、
30位から47位の県の経済規模を上回っています。
国別の訪日外国人旅行消費額を見ると
1位は中国の3,661億円(31.5%)で、
全体3割以上を占めています。
次いで韓国1,507億円(13.0%)、
台湾1,414億円(12.2%)、
香港874億円(7.5%)、
アメリカ780億円(6.7%)と続いています。
消費額の内訳は35.6%(4,126億円)が買い物代、
30.1%(3,494億円)が宿泊費、
20.5%(2,377億円)が飲食費、
10.5%(1,224億円)が交通費、
3.3%(380億円)が娯楽等サービス費
訪日外国人旅行者数も2013年に
史上発の1,000万人を超えて以来、
2016年に2,000万人を超え、
去年はとうとう3,000万人を超えました。
岐阜県の人口が約200万人ですので、
岐阜県の人口のおおよそ15倍の人が
日本を訪れたことになります。
ここで面白いのが、
インバウンドは貿易で例えると輸出とみなされます。
海外の方々が日本に来るので輸入のような感じがしますが、
円安になると日本の製品が安くなり
海外でたくさん売れるのと同じ発想で、
円安になると訪日外国人の旅行者数も増えるからです。
ちなみに、2020年の目標は
訪日外国人旅行者数4,000万人突破です。
岐阜県20個分の旅行者になります。
これからも色々な海外のお客様を
ブログで紹介できることは間違いないでしょう。
お楽しみに。
韓