こんにちは。旅館嫁の真保です!
昨日は節分でしたね。
今年は124年ぶりの2月2日が節分。
124年前は明治30年・・・どんな日本だったのでしょうか。
感慨深い気持ちになりました。
さて、先日1月28日に12月に入社された茨城出身!花兆庵S木さんの客室案内テストがありました。
今日は本番なので女将さんが試験監。
とても緊張します。
シスターは皆様ご存じ、所作の大変美しいI矢さんです。
急でしたが、私も勉強の為に見学させていただきました!
S木さんは出勤日だけでなく、休日も自主的に高山の町並みを
散策してお客様にお勧めするポイントを勉強していたり
とても勉強熱心で人当りも良く、入社時、初対面とは思えない安心感がありました。今回の試験もきっと絶対大丈夫だろうなーと思って見ていました。
今回の試験は今の新型コロナウイルス対策にあたって、
お客様に迷惑が掛からないよう客室案内を短くしたバージョン
ではなく、コロナ禍になる前の通常客室案内をテストしました。
わたしもはじめて1から10まで客室案内通常版を見ましたが、
盛りだくさん!これを難なくこなすお客様係の
皆さんを改めてすごい!素敵!と思いました。
基本の案内を含め、それにお客様のご要望をお聞きし、
なおかつ、気づきや心遣いをプラスしてお客様のことを
一番に考えてご案内する。
あうんのおもてなし・・・。ですね。
まずは女将より、着物の着方チェックから。
後ろ姿が一番お客様にお見せする機会があるのでとにかく綺麗に。
帯だったり背中心を合わせます。
お着物を着られない方でも、後ろ姿がきちんと整っていないと
とてもみだれて見られてしまいます。
あと着物の丈が短いと足首が見えてしまいますし、
子供みたいに見えてしまうのでNGです。
お客様がお座りになっているところに
立ってお話しすることもある為
丈もとても大事なポイントです。
着物の着方もおもてなしに入っています。とても重要なんです。
では案内テストスタートです。
やっぱり安定のご案内でした。
お客様に伝えなければいけない事はしっかりと。
ポイントを押さえてご案内していました。
女将とI矢さんからは
笑顔がもう少しあるといいね!
とのことで結果は合格!!一発合格でした。
休館前の閑散期もI矢さんと二人で
フロントで練習している姿をみてきました。
やはり努力は裏切りませんね。
とにかくこれで一人前のお客様係として
スタート地点に立ったS木さん、本当におめでとうございます。
お客様に喜んでもらい、笑顔をいただき、
お客様に育てていただく接客業です。
はやくコロナが終息して、お客様の思い出の一部に携わりたいですね。
シスターのI矢さんもお疲れ様でした。
皆様、休館明けにお泊りの際、S木さんを見かけたら
よかったらお声をかけてあげてくださいませ。
わたしも頑張らねば!
ところでI矢さんの所作の美しさは
見ていてとてもはんなりしますよね。
爪先までも美しいんですよね。(笑)
I矢さん、いつも旅館の為にお客様の為にありがとうございます。
試験の裏側↓
全室押し入れの掃除と布団の風通しをしております。
休館明けも清潔でふかふかのお布団で
お休みになって頂きたいので、スタッフ一丸となって
管理にあたっております。
本陣平野屋は休館中もお客様の為に日々尽力してまいります。
コロナはー外!福はー内!!
旅館嫁でした。