飛騨高山の秋の味覚  『棗(なつめ)』

 祭りも終わって、ほっとした雰囲気の今日の飛騨高山
 さわやかなお天気です。
 ご近所のTさんが、今日は、脚立に乗って、
    棗(なつめ)を採ってみえました。
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棗(なつめ)は、飛騨びとの秋の食卓になくてはならぬ箸やすめの一品。
 こんなふうに、庭の棗をとる姿が、あちこちで見られます。
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  撮った棗はこんな感じ。
  親指ほどの実です。
  朝市にも売っています。
 生で食べると、りんごのような味です。
 小学校へ続く川端の道に、棗が成っていて、
      手に届くところにあると、とって食べたものです。
 
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これは、うちの母が煮たなつめ。
   なつめの「ホゾ」をとって、湯煮(ゆに)・・ゆでること・・して、
   それから砂糖をたくさん入れて、ことこと煮る。
    手間のかかるものです。
    でも、めちゃくちゃおいしい!!
    棗を煮て食べるのは、飛騨地方だけらしいですよ。
    山の中ならではの生活の知恵。
    なんでも食べる飛騨びとの知恵。
       最初に作った人だれだろう?
            
                おかみでした。