菖蒲の節句

こんにちは旅館嫁の真保です!

今日はずっと雨ですね。湿度は93%.


じめじめしますね。
今日の陣屋朝市は3軒ほど出ていました。
雨の日はどうしても少なくなりがちです。

もうすぐ端午の節句=菖蒲の節句です。
飛騨の節句は1カ月遅れ。雛祭りも4月3日。
菖蒲の節句も5月5日ではなくて6月5日です。

朝出勤したら女将さんが「軒先みてね」とのこと。

わお!!!なんだこれは!
軒先に菖蒲とよもぎが吊るされています。

こちら「軒菖蒲」のきしょうぶ と言うそうです。
菖蒲とよもぎの強い香りが邪気を祓うといわれがあるため、
家の軒先につるしたりするそうです。

この時期は気候が不安定で雨ばかりな毎日だと気も滅入ってしまう為、
この季節を乗り切るため、古代中国ではさまざまな厄除けをしていたそうです。
香りの良いものが邪気を払うと言われたことから、菖蒲の葉を軒下に吊るしたり、根を刻んで入れたお酒を飲んだりしたそう。

こうした風習が日本に江戸時代に伝わり、お風呂に菖蒲を入れる「菖蒲湯」など、厄払いや薬草として菖蒲を用いるようになったそうです!
「端午の節句」=「菖蒲の節句」として長く定着しています。


そして菖蒲湯!
私も子供の頃、菖蒲湯を母がやってくれました。
ですが菖蒲の独特なキリキリ、ギリギリした葉触りが苦手でした。
↑これわかって下さる方いらっしゃいますか?(笑)


家でも菖蒲湯やろうと思います。
子どもたちの反応が楽しみですね♪
菖蒲湯の効果は
血行促進、肩こり、腰痛や頭痛、冷え性などなど。
いろんな日々の体の悩みに効いてくれます。

なので沸かした風呂に菖蒲を入れて入浴すれば暑い夏を丈夫に過ごせると昔から伝えられています。

高山の有名な老舗料亭さんでも毎年この菖蒲の節句では
軒菖蒲をされているようです。

ところでしょうぶとあやめ、漢字で書くとどちらも「菖蒲」と書きます。
見た目もなんだか似ていますし。
でも、「しょうぶ」はサトイモ科、あやめやカキツバタはアヤメ科なんです。

「いずれあやめか、かきつばた」

なんて句もあるくらい似ているんですね。
どちらもステキで優劣をつけるのは難しいという意味だそうです。


初夏に咲く花達。とても凛としていて素敵ですよね。

(花の写真なくて申し訳ありません。)



小学生の頃、通学路の鉢に植えてあったのは菖蒲なのかあやめなのか、、カキツバタなのか。
当時もわからなかったけどとても綺麗だったことを覚えています。

(飛騨古川は瀬戸川沿いに季節の花々をプランターで飾ります。)
今も飾っていらっしゃるのかどうか、、、。

雛祭りははんなり華やかな気分になるし、端午の節句は勇ましい兜などの飾りがたくさんの中で仕事をすると今日も頑張るぞー!とやる気がもりもり湧いてくる気がしていました。
そんな端午の節句もうすぐです。
飾りもあと二日で見納めでございます。



うちの怪獣息子も勇ましい男になりますように♪(笑)

★こちら、何かわかる方いらっしゃいますか?


こちら「ねぎ味噌天」といいます。
いつだかのケンミンショーに映ったようですね。
ねぎとお味噌をあげたものです。
それぞれの家庭やお店で具材はさまざま。

この間スーパーのお惣菜コーナーでみつけたので即カゴに♪
ときどきたべたくなるんです。
香ばしい香りとカリカリの衣に味噌のお味がほんのりと。
わたしこれ大好きなんですよね♪

高山に来られた際は当館から近い本町通り駿河屋さんに是非お立ち寄りください。もしかしたらねぎ味噌天、あるかもしれません♪



本日も拙い、拙すぎる(笑)文章のブログにお付き合いくださり、
ありがとうございました♪
旅館嫁でした♪




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。