NEWS飛騨高山から本陣平野屋便り

 

 

“March comes in like a lion and goes out like a lamb.”

「3月はライオンのようにやってきて子羊ように去っていく」

この意味は

「3月はライオンのように荒らしい天気で始まり、

子羊のような穏やかな天気で終わる」

です。

イギリスのことわざ

高山もイギリスと似ていて、このことわざが当てはまる場所です。

散策できるような穏やかな天気になったらお勧めの場所がございます。

高山の飛騨東照宮です。

3回ほど行ったことありますが、

いつも貸しきり状態。

観光客もいなければ、

地元の人もいません。

なぜ、誰も行かない場所がお勧めなのかといいますと、

同じ敷地内に、飛騨高山藩初代藩主　金森長近と

江戸幕府の初代征夷大将軍　徳川家康が

祀られているからです。

 

こちらが、高山の町を造った金森長近公その人が

祀られている金龍神社（こんりゅうじんじゃ）です。

 

 

金龍神社の右横にある階段を88段を上っていきます。

 

 

この画像を見てレッド・ツェッペリンの代表曲

「天国への階段」を

思った貴方は昭和のおっさんです。

階段を上りきったとこにあるのは

天国ではなく東照宮です。

 

 

階段の上から下を見るとこんな感じです。

 

 

元禄5年1692年7月

第5代将軍　徳川綱吉が

飛騨高山藩6代藩主　金森頼時を

サラリーマン社会で言えば

パワハラして子会社に飛ばし、

高山を自分のものにしてしまったわけです。

もちろん、同じ敷地内に祀られている

ご本人たちは知らないのですが・・・

まだ少し先ですが、

お天気が子羊のように穏やかになった時、ぜひ、

出掛けて見てください。

徒歩だと、本陣平野屋から片道30分かかりますが、

独り占めできますよ、東照宮を。

 

　　　　　　　　　　　　　　韓