2007.10.11
祭りも終わって、ほっとした雰囲気の今日の飛騨高山 さわやかなお天気です。 ご近所のTさんが、今日は、脚立に乗って、 棗(なつめ)を採ってみえました。 棗(なつめ)は、飛騨びとの秋の食卓になくてはならぬ箸やすめの一品。 こんなふうに、庭の棗をとる姿が、あちこちで見られます。 撮った棗はこんな感じ。 親指ほどの実です。 朝市にも売っています。 生で食べると、りんごのような味です。 小学校へ続く川端の道に、棗が成っていて、 手に届くところにあると、とって食べたものです。 これは、うちの母が煮たなつめ。 なつめの「ホゾ」をとって、湯煮(ゆに)・・ゆでること・・して、 それから砂糖をたくさん入れて、ことこと煮る。 手間のかかるものです。 でも、めちゃくちゃおいしい!! 棗を煮て食べるのは、飛騨地方だけらしいですよ。 山の中ならではの生活の知恵。 なんでも食べる飛騨びとの知恵。 最初に作った人だれだろう? おかみでした。