花兆庵の玄関、季節のしつらえが、またまたバージョンアップ。
乞巧奠(きっこうでん)のしつらえです。
七夕かざりは、笹を飾るのが常ですが、
京都の冷泉家での飾りも有名です。
中国の魔除けの風習からはじまったみたいですね。
うり・なすび・桃・梨・からの杯(からっぽの杯)・
ささげ・らんかす(油で揚げたそら豆)・蒸し鮑・鯛
といった、順番に飾るのです。
笑えます。呪文のようにぶつぶつ唱えながら
スーパーで品物を買っている私です。
「らんかす」って困ったねえと思っていたら、
おなじみ佐藤先生が、「フライビーンズやでえ」と、大阪弁で、
いとも簡単 に、言ってのけた・・・さすがです。
明日へ続く・・・。