ミニツアー【花餅を作ろう~!】レポート

昨日は、毎年恒例の本陣平野屋オリジナルミニツアー初日『花餅を作ろう~』が行われました。
花餅縦.jpg
今日は、昨日の楽しかったツアーを皆さんにご紹介いたします
まず、みなさんは「花餅」をご存知ですか?
花餅とは、飛騨のお正月には欠かせない飾りです。
雪深い飛騨では、お正月にお花のかわりに、ついたお餅を切り株から延びた
枝に巻きつけ、花のかわりにしたものです。
AM9:45に花兆庵ロビーに集合しました。
本日の案内人は、千島支配人です。
バスに乗ること数分・・・、江名子の『飛騨の花もち組合』に到着。
花餅組合.jpg
今日は特別に、ハウスの作業場も見学できました。
ハウス.jpgハウス内.jpg
晴れていたので、ハウス内はポカポカで心地よかったです(*^_^*)。
花餅を付ける木材は『かすのき』と言って「残りもの=カス」のものだそうです。
山々の木を切った後に残った枝や木々を使用しています。
かっこいい枝は、根っこ付だそうで、根っこ付は掘りおこすことがとっても大変だとおっしゃっていました。
根っこ.jpg株付け.jpg
ハウス内を見学後はいよいよ作業です。
まず、準備された枝の中から好みの枝を選びます。
枝選び.jpg
「はい、平野屋さんはこれ!」
「えっ?!」(私もやるんですか~~~?!)
進められるがままに、思わず花餅作りに参加してしまいました。
用意されたのは、枝と2色のお餅と油を含んだ布。
※お餅が手にくっつかないように、クリームや油を手につけるんですって!
もちえだ布.jpg
さぁ~、餅を付けていきましよう~。
ここで、教わったコツをお教えしますね。 
 ?、もちは引っ張らずにつけます
 ?、小さい枝は間隔を狭く、大きい枝には広くお餅をつけていきます
 ?、赤・白・白・赤・白・白・・・・色にリズムをつけると見栄えが良いです
枝UP.jpg
 ?、下の枝にいくにつれ、お餅を大きくなるように付ける
 ?、枝の先が赤だと力強いイメージに、白だと優しいイメージに出来上がります。
このポイントをおさえながら、センスよくお餅を付けていきます。
辻本夫妻.jpg関井さんと私.jpg
作業に没頭中・・・みなさんいつの間にか夢中になりすぎて無言・・・
アップ.jpg
遂に完成~しました。
どうですかできは?
辻本夫妻完成.jpg関井さんと私完成.jpg
     *辻本ご夫婦さま&関井さま&私*
みなさんで楽しく「花餅作り」ができました。
後は、1週間かけて、風通りの良い温度の低い日陰で乾燥を待ちます・・・。
※お餅が割れないようによ~く乾燥させます。
花餅完成.jpg
知っていても、なかなかふれることのできなかった「花餅」作り。
貴重な体験ができました。
われながら上手く?!できたので、祖父母にプレゼントしたいと思います。
平野屋オリジナルツアーは、1月&2月も行われます。
飛騨人に直接触れ、飛騨を感じられる素敵なツアーです。
みなさまのご参加お待ちしております。
                     予約センター:中島

コメント

  1. さん爺 より:

    ミニツアー 皆さん本当にいい作品を作られていますね。私も2月に今年の新らし焼き物のツアーに参加します。今から楽しみにしています。
    いろいろな処を探し企画されておられる女将さんを始め皆様にバンザイ

  2. 予約センター:中島 より:

    2月の今回初企画と言えば「渋草焼」のツアーですね。ご予約ありがとうございます。
    私も初めて経験し、飛騨弁で「これはこ~で、あ~で・・・」と一生懸命説明してくださる言葉に「へぇ~、なるほど・・・、そうなんだぁ」と関心してばかりでした。
    素直に楽しめました!2月のミニツアーも楽しみですね。

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