8月も最終週に突入しました。
今日は全国的に厳しい残暑に見舞われていますね!
今日の高山は最高気温34度!
先週の涼しさはなんだったのかと思ってしまうような暑さでした。
さて、花兆庵では館内の飾りが変えられました。
今回のテーマは・・・
『重陽の節句』でございます。
別名を『菊の節句』というように、菊の花が活けられています。
お酒に菊の花びらを浮かべた『菊花酒』を楽しんだり、菊を愛でたりして
過ごす、とても重要な伝統行事です。
飾られているおひな様は『享保雛』といい、
面長で細目、繊細な白い手、そして
女雛は綿が入っていてふっくらしているのが特徴です。
端午の節句や七夕の節句のような派手さはありませんが、
しっとりとした静謐さをたたえて、お客様をお迎えいたします。
細谷のお気に入りはコレ。↓↓
「なんのオブジェかな??」と気になりました。
一方は熊。
ざらざらとした質感の、強そうな熊です。
目線の先には・・・
もちろん鮭!
鮭は川で生まれて海へ出て、そして産卵の為にまた川へと戻る魚です。
ちょうど9月が回帰の時期。最も鮭がおいしい時期なのです。
熊もきっと、それを知っているのです。
ちなみに鮭は白身魚だって、ご存知でしたか??
海でエビやカニを食べて育つので、あのような赤い身になるそうですよ!
今夜は焼鮭を肴に菊花酒で一杯・・・なんて、いかがでしょうか?