山奥の海軍さん

 

本陣平野屋を見下ろす高山城跡地でもある城山公園

 

 

本陣平野屋別館から歩いて12~13分程度のところで熊!?

 

 

「熊注意」の看板から数十歩行ったところにあるのが

中佐平(ちゅうさだいら)です。

 

中佐平に鎮座る海軍軍人 廣瀬武夫中佐の2代目銅像

(明治に建造された1代目銅像は、戦時中に供出されており、

当時「軍神二度目の出征」としてたすきを懸けられ

人間同様に見送られたそうです)

 

 

廣瀬中佐は、幼少時代を高山で過ごし、

飛騨高山の小学校(現・高山市立東小学校)を卒業後に

海軍兵学校へ入校するまで小学校教師を務めました。

 

 飛騨高山は山奥で海のない国ですが、

意外と海軍さんが多かったみたいです。

 

その中でも一番有名なのが、

日露戦争で戦死し「軍神」となった廣瀬武夫中佐です。

 

 

帝国ロシアと闘い命を落とした廣瀬中佐ですが、

生前は、当時ロシアの首都サンクトペテルブルグで駐在武官となり、

ロシア語もロシア貴族社会と交友できるレベルだったそうです。

米国ワシントンで駐在武官を務めた後、

アメリカと闘う立場に置かれた山本五十六と似ていますね。

 

最近の高山は国際色豊かですが、

コスモポリタン的存在、

ミスターインターナショナルTAKAYAMA第1号は

軍神だったのだから驚きです。

 

中佐平の紅葉

 

 

中佐平の標高は、7階建ての本陣平野屋別館より高いです。

 

 

仕事場で、

弾丸のごとくメール飛び交う中

「韓はいずこ・・・韓はいずこ・・・」と

自分の姿を求められないよう仕事に励みたいと思います。

ああ、軍神になる日まだ遠し・・・

 

 

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