本陣平野屋から徒歩10分の日枝神社です。
晴天の写真(左)と曇天の写真(右)、どちらの紅葉がより深い赤色をしていますか?
実は、曇天の方が、より深い赤色の紅葉が見れます。
日本絵画の紅葉の巨匠といえば奥田元宋(おくだげんそう)
《玄溟(げんめい)》(1978年 山種美)
奥田が描いた紅葉の背景は「玄溟」のように曇天が多いです。
何故なら、晴天の青は彼の好きな赤と戦ってしまうからです。
反対に、薄い背景は赤をより赤く、より鮮やかにしてくれます。
理想のおもてなしでは、お客様を紅葉に例えるなら、
迎える側は常に曇天
(ブルーな気分、しかめっ面ではございません)
でありたいものです。
皆様、来年、紅葉を見にお出かけするする時は、
曇天であってもがっかりしないでくださいね。
日枝神社の階段を上がっていくと山王稲荷神社があります。
ところで、この「お狐様=お稲荷さん」と認識している方も多いのでは?
実は違います。
白(透明)狐はお稲荷様のお使いで命婦専女神(みょうぶとうめのかみ)といいます。
お狐様も秋化粧
何に化けるのかな?
おっ、ありました! 韓
日枝神社は地元の人以外、場所は余り知らないのではないでしょうか。住宅ちの一角の森の木々に囲まれて神秘的な所で、観光客はあまり訪れる事も無いですが、平野屋さまに宿泊した時、日枝神社の拝殿に参拝しましたが、とても静かでいい所ですね。